福岡市東区名島の2013年式リーフ|長期保管を続けるか迷ったときの確認点
使わない期間が延びると、残しておきたい気持ちがあっても、今のまま保管を続けてよいのか迷うものです。福岡市東区名島で2013年式の日産リーフを保管している方は、次に乗る予定と、その間の管理を担えるかを分けて整理してみてください。
充電を誰が管理するか、分からない状態をどこへ確認するか、再び使う前に点検を相談できるか。これらの見通しをそろえると、保管を続ける場合も、引取りを考える場合も、次の行動を選びやすくなります。
対象は国内仕様の初代リーフ、2012年11月改良後のAZE0系列です。技術事項は日産の取扱説明書(2013年6月版)を参照しています。お手元の車両に適用する版も確認してください。
次に乗る予定と、保管中に確認する人を決められるか

まず、次に使う時期が決まっているのか、まだ未定なのかを書き分けます。「いつか乗る」ことと、それまで管理を続けられることは別の確認事項です。使用時期が未定でも、管理する人や相談先まで曖昧にしておく必要はありません。
名島の保管場所へ行ける人は誰か、その人が状態の変化を見つけたときに所有者へ連絡できるかを確かめましょう。充電設備があっても、管理を頼む相手が利用できるとは限りません。現地での確認、充電管理、販売会社への相談を、誰が担うかまで話を合わせておきます。
頼める人がまだ決まっていなければ、メモには「未定」と残して大丈夫です。そのうえで、候補の相手に頼める範囲を聞く日を決めます。担当者を決めただけで終わらせず、不在時の連絡先や、予定どおり確認できないときの相談先も共有しておくと、管理の見通しを立てやすくなります。
ここで決める次の連絡日・確認日は、ご自身の管理のための予定です。後述する「3か月に1回」という充電の案内を、車全体の点検を3か月間しなくてよいという意味には置き換えないでください。
2013年式リーフの保管で確認したい充電管理
2013年6月版の取扱説明書では、長期間使わない場合、3か月に1回、ロングライフモード(80%充電)で充電するよう案内されています。また、残量計がゼロ、またはゼロに近い状態で14日以上放置しないよう注意があります。
これは当該年式の保管管理に関する案内であり、14日までは安全という猶予ではありません。すでに長く置かれて現在の状態が分からない車や、損傷・警告がある車へ、すぐに充電するよう勧めるものでもありません。最後に使った時期や充電した時期、既に分かる異常を伝え、まず日産販売会社へ管理方法を確認してください。
根拠:日産リーフ取扱説明書・11、14ページ(バッテリーの取扱い)。

80%の設定についても、思い込みは避けたいところです。この版ではナビ装着の有無で設定方法が異なり、ナビ付き車では、100%に設定したタイマー充電が優先される場合も示されています。「以前80%にした記憶がある」だけでは、現在の設定を確認したことにはなりません。
管理を頼む前に、適用する説明書と現車の設定を照合できるか、充電設備を使えるか、不明点を販売会社に確認できるかを整理します。操作に不慣れな人へ説明書の数値だけを渡すより、確認する内容と相談先を一緒に共有する方が、引き継ぐ仕事が明確になります。
設定の条件:同取扱説明書・25〜26ページ(ロングライフモード)。年式の異なるリーフへ一律には適用できません。
充電の状態と、再び走れるかどうかを分けて確かめる
リーフの残量計は、その時点で残っている電気の量を示します。一方、容量計はバッテリーの蓄電能力を示す別の表示です。残量が少ないことだけで、蓄電能力が失われたと判断することはできません。表示だけで電池寿命や修理費まで判断することもできません。表示を把握しているなら、どちらの計器を見たのかも伝えると、相談内容を整理できます。
また、EVシステムが起動しない、充電できない場合には、12Vバッテリーの上がりも原因の候補に挙げられています。起動しないという一つの症状だけで、駆動用バッテリーの故障と決め付けず、原因の確認を販売会社へ相談しましょう。
表示の違い:同取扱説明書・104〜105ページ。12Vバッテリーに関する説明:198ページ、202ページ。

充電できた場合も、それだけで再走行の準備が整ったとはいえません。取扱説明書は、異音・振動・異臭、水や油の漏れなどがある場合の点検を案内しています。再使用を考えるなら、気になる状態を伝え、走り出す前の点検について相談する予定を設けてください。
外から分かるタイヤの傷などは、見えた範囲をメモできます。ただし、見た目だけで空気圧や走行の安全性までは判断できません。記録を埋めるために車の下へ潜ったり、高電圧の部品・配線へ触れたり、異常を再現するために走らせたりする必要はありません。分からない項目は、そのまま確認先へ引き継ぎます。
点検と取扱い:同取扱説明書・220ページ、229ページ(タイヤ)。
できること・未確認のことを、保管の判断メモにする
次の6項目を「できる・分かっている」「未確認」「難しい」に分けると、足りない情報が見えてきます。これは保管を考えるための整理方法で、日産の公式判定や査定基準ではありません。

- 次に使う予定
- 使う時期が決まっているか、未定か。所有者・使用予定者と、次に予定を確認する日を決めます。
- 保管中の管理担当
- 現地で確認する人と連絡方法。管理を頼む相手へ、担える範囲を確かめます。
- 充電環境と設定
- 使える設備と年式に合う設定。設備があるだけで充電可能と決めず、設備管理者・日産販売会社へ確認します。
- 現在分かる車両状態
- 最後の使用・充電時期、既に分かる表示や異常。不明は推測で埋めず、日産販売会社に伝えます。
- 再使用前の確認
- 点検を相談する日産販売会社と連絡予定。乗り始める予定とは分けて記入します。
- 管理が難しい場合の選択肢
- 引取り可否・方法・費用は廃車ネットへ相談。駆動用バッテリーの取扱い・処分は日産販売会社へ確認します。
相談で確認できた内容は、誰からいつ聞いたかと一緒に書き足します。管理を頼む人が変わるときにも、確認済みの条件と残った課題が伝わります。使用予定が延びた場合は、以前の予定をそのまま使わず、担当者と設備の利用条件を改めて確認しましょう。
未確認の項目があることは、故障の証明でも、そのまま保管してよいという確認でもありません。通電や試走をして欄を埋めるより、誰へいつ尋ねるかを書き添えましょう。管理の条件がそろえば保管継続を検討し、不明点が残れば確認を先に進め、管理が難しければ引取りの条件を相談する、という順で考えられます。
管理を続けるのが難しいときは、相談内容を分ける
充電管理や再使用前の点検を確かめたいときは、日産販売会社へ相談してください。取扱説明書では、廃車や駆動用リチウムイオンバッテリーの処分についても日産販売会社への相談を案内しています。バッテリーを自分で取り外す作業は行わず、その取扱いを確認します。
一方、車を手放すことを検討する場合、リーフの引取り可否・方法・費用は、廃車ネットへ事前にご相談ください。メーカーへの技術的な確認と、車両の引取り条件の相談を分けることで、何を確かめるための連絡かが明確になります。
廃車・バッテリーの処分に関する案内:同取扱説明書・11ページ。
引取りの相談では、2013年式リーフであること、名島の保管場所、最後に使用・充電した時期、動かせるかどうかを分かる範囲でお伝えください。Pを解除できるか、車輪に気になる状態があるかも、知っている内容と未確認の内容を分けます。確認のために無理に操作する必要はありません。
保管中の管理を頼む人と引渡し時に対応する人を分けて考え、引取りを選ぶ場合は、車両引渡し時の立会いの案内を参考に、当日の対応者や立会いの要否を事前にご相談ください。
相談の流れは廃車相談の進め方でもご案内しています。
搬送を依頼する場合は、現車に合う方法を依頼先と確かめます。この取扱説明書は前輪または4輪を持ち上げる運搬を案内し、Pを解除できない場合の前輪を接地したけん引を禁じています。また、後部フックは船舶輸送用で、けん引やトレーラー輸送時の固定には使えません。動かない車を無理に引くのではなく、その状態を依頼先に伝えることが大切です。
運搬条件:同取扱説明書・216ページ。

2013年式という年式だけで、残すか手放すかを決める必要はありません。保管の管理を担える人、使える充電環境、不明点の確認先、再使用前の点検。この見通しをそろえたうえで、ご自身が続けられる方法を選んでください。
編集・発行:サイセイ自動車(廃車ネット) | 公開日:





