今回ご依頼いただいたのは、福岡市西区にお住まいのお客様からの廃車のご相談でした。
車種は、今もなお多くのファンに愛され続けているユーノス・ロードスター。
この一台は、ただ所有されていた車ではありません。
レストアを重ね、手をかけ、再び走らせてきた「人生の一部」でした。
何度も手を入れ、もう一度走らせたかった
ユーノス・ロードスターは、単なる旧車ではありません。
「走る楽しさ」「操る喜び」を教えてくれる、特別な存在です。
オーナー様もまた、このロードスターに深い愛情を注ぎ、
何度もレストアを行いながら、大切に乗り続けてこられました。
直しては走り、手を入れてはまた走る。
その繰り返しは、「まだ一緒に走りたい」という強い想いの表れでした。
それでも訪れた、限界の瞬間
今回も修理・再生を模索されたそうです。
しかし、車の状態、今後の維持、そして現実的な問題を前に、
ついに「断念する」という決断を下されました。
その決断が、どれほど苦しいものだったか。
私たちには、言葉以上に伝わってきました。
最後に見せた、涙ぐむ姿がすべてを物語っていました
お引き取りの直前、オーナー様はロードスターを静かに見つめ、
そして、少しだけ言葉を失われました。
目に浮かんだ涙が、この車との時間の長さを物語っていました。
廃車とは、単なる処分ではありません。
それは、愛してきた存在との別れです。
私たちが引き取るのは、車だけではありません
サイセイ自動車 廃車ネットは、
ただ車を引き取る業者ではありません。
大切にしてきた時間、想い、葛藤、そして決断。
そのすべてを受け取る覚悟で、廃車に向き合っています。
「この人になら任せられる」
そう思っていただける対応を、何より大切にしています。
ユーノス・ロードスターは、次へと受け継がれていきます
役目を終えた車は、部品や資源として活かされ、
また別の場所で、誰かの車人生を支えていきます。
それは終わりではなく、
次へとつながる、静かなバトンです。
福岡市西区で廃車をご検討の方へ。
大切にしてきた愛車だからこそ、最後は想いを理解する相手に。
















